竜洋町史~地質編~

先日は何故かこの地域の名前について長々と書いてしまいましたが・・

本当に知りたかったのは地質!

竜洋町史を読めば、このあたりの畑の成り立ちがわかるかな、と思って。


現在、自宅&お借りしているいくつかの畑は、遠州灘より約3km北・天竜川より約2km東に位置します。

天竜川は古くから「暴れ天竜」として知られるように、過去に何度も氾濫を起こしています。

河口に近いこの場所はもちろん扇状地で、堆積物からなる沖積層であることはもちろん想定内でしたが・・・

なんと、時期によっては、天竜川は今の竜洋町の東をはしったり、西をはしったりしていたみたいデス。(どんだけ暴れたんでしょう)

なので、このあたりは川底だったこともあったのですね。


さて、その元川底の地質ですが、

長野県の諏訪湖から5000km、山岳地帯を貫通して、

沿岸部には大量の砂礫がもたらされてきました。

その結果、竜洋地区の現在の状態は、

「下位の砂礫層と上位の砂礫層の間に、上流側に向けて粘土・砂・シルトの互層が楔形に分布している」

そうですが・・・ちょっと、なんのこっちゃ?ですね。


粘土と砂はわかるけど、「シルト」って何だろう、と思ったら、

砂より小さくて粘土より粗い砕屑物(さいせつぶつ)のことだそうです。

そう言われてみたら、砂みたいに水はけがよくなくって、粘土ほど固く表面に水が浮いてくるわけでもないんだけど、干潟のように一旦水を含むとしばらく湿ったままで、乾くとカッチカチに固まるとこが・・・たくさんあります。あれは「シルト」なのかも。

粘土と砂って対極のものだと思っていたのですが、仲間だったんですね。


で、楔(くさび)形に分布してるって・・・

そもそも楔とは・・・組んだ木と木の隙間を埋める「ほぞ継ぎ」とかで使うような先になるほど細くなっている杭みたいなものらしい。

だから楔型というと、ドアのストッパーみたいな形なのかな。

楔型に分布って・・・要は、粘土・シルト・砂の層が複雑に堆積しているってことでしょうね(汗)。


うーん、なるほど・・・。


うちが借りているいくつかの畑全て、同じ畑の中なのに砂っぽいところと、粘土質っぽいところがあって、地質がバラバラなのです。

粘土質のところは根が張りにくく、ねぎの成長が悪いです。

保肥力も場所によって違うので同じように施肥しても生育にムラが・・・。

おそらく水はけの悪いところから軟腐病が発生し、砂質のところから黒腐菌核病が発生しているような気が・・・。

いくつか土質が混ざりあってるのは、畑地を造成するために昔の人たちがいろんなところから土を寄せ集めてきたのかも、と思っていましたが、自然にできた地層だったのですね。


これで合点がいきました♪

・・・けど、

どうやって改良すればよいのだ?



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