雇用について その2 就農5年目日記12

前回の「パートさんがあまり来てくれない問題」の続き。

ねぎの皮むきや選果は単純な作業のようで工程が多く、一日に何百本も処理すると、根切りひとつとってもやり方や人によって時間にかなり差が出ます。

常に改善しながら、より早く正確にやろう、という心掛けも大事です。
・・が、やっぱりたくさんやって慣れることが一番かな。

うちに来てもらうパートさんには、根切り~箱詰めまで一人で完結してできるように、と最初は思っていたのですが、いかんせん出勤してもらえる日が飛びとびなので、サイズ選別しながら結束→箱詰めのところは難しいかな、ということで、根切りと皮剥きだけをお願いすることにしました。

皮剥きの工程に一番時間がかかるので、皮剥きをしている人がなるべく動かなくてよいように、もう一人が残渣の袋を取り換えたりコモをたたんだり、という動きをするわけですが、今となってはパートさんとの息はピッタリです。ととちゃんとやるより上手くいくかも(笑)。

でも、ここまでになるにはやはり時間がかかりました。

最初は皮剥きもなかなか早くならないので、これで時給を払うと赤字になっちゃうよ、というレベルでしたし、予定とちょっとでも違うことには全く対応してもらえないので、もう無理に来てもらわなくてもいいか、と考えたこともありました。

なので、パートさんがあまり来てくれないんです~(涙)
と、先輩農家さんにも愚痴グチ言ったら、

それは信頼関係を築くことが大事だよ、相手にも都合があるからこちらの見通しはなるべく早く伝えておくべきだし、とにかく十分にコミュニケーションをとること。

と、教えてもらいました。

それからは、休憩をとるときに(3時間のうち途中の10~15分)お菓子を交換して、他愛もないことでもよいのでおしゃべりすること。特に相手の話(主に子供さんのことをはじめとする家庭のこと)を聞くことを心がけることに。

わたくし、コミュニケーション能力が極端に低く、勤めているときはこういうことが苦手で、お昼休みは公園のベンチで一人お弁当を食べて、ゆるりと読書なぞしていたタイプなので、これって結構頑張らないとできないことだったんです(汗)。

でも、そのおかげでパートさんのキャラを理解し、どういうふうに仕事をお願いすればよいかわかってきました。いつも相手の身になって考えると、わりとうまくいくみたいです。


ひとつ面白いのは、パートさんに選果してもらうと(皮剥きのときに正品とA品の二種類に仕分ける)、自分がやるときよりA品(二級品)率が高くなります。

ほんのちょっとの曲がりや色ボケでも、手厳しくA品に落とされてしまいますから(笑)。

これが身内に手伝いに来てもらうと、「二度手間になるからそっちでちゃんと落としてよ~」、というくらいアウトのやつがたくさん正品のほうに入っています。

同じことをやっても目的が違うのでこんな差が出るのですね。

やはり同族経営は腐敗しやすいから、他人の目が入るのはよいことかも~(汗)。

ま、誰がどう見ても正品、というネギをわたしが作れば、そもそもこんな問題は発生しないのですが。


せっかくご縁があって来てもらったパートさんなので、今後もずっと気持よく働いてもらえるよう頑張りマス。




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Comment

こんばんは
>曲がりや色ボケでも、手厳しくA品に落とされてしまいますから
これは恐らくパートさんも「きちんと選別しないと迷惑がかかるから」という心理も働いていますね、別にもう少しゆるくても問題ないんだけどということもよくありがちです。「これくらいは正品でいいですよ」ということも必要なんじゃないでしょうか?パートさんも半信半疑なところはあると思いますので…いかがでしょうか?
  • 2016/02/13 21:48
  • 浜本
  • URL
【浜本さん】

こんにちは☆コメントありがとうございます。

>半信半疑なところはある
そうですね、なので微妙なものや迷ったものは正品のほうに入れてもらううことにしています。ダメならあとで落とせばよいので。あいまいな表現だと、こっちがよくて何故こっちはダメなんだ?と戸惑うでしょうし・・・。

仕分け方はそのとき掘り取ってきたねぎの全体の感じでちょっと変わってきますよね(汗)。まあこっちの都合なので、パートさんにそこまで判断してもらうのは酷ですよね。

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