反収6t!? 就農5年目日記5

「反収6t獲りは可能か」、の検証の続きデス。


※長~い独り言が続きますので、ねぎの播種粒数にご興味のない方は、後半の<まとめ>のとこだけご覧ください(汗)。



>JA出荷のねぎは1cs/3kgなので、まず、元々目指していた3t/10aは1000cs分のねぎということになります。

>ここでいう1反(10a)のねぎとは、1000m分のねぎとします。

>なので、mあたり1cs(3kg)獲れれば合格ラインとしていたところを、

>倍のmあたり2csのねぎを獲ろう、という目標設定にします。


まず、一反あたり何粒の種を播種するか?

先輩農家さんの場合はJAのセル苗定植で、6.5cmピッチの3粒撒きです。

1000m分だと・・・約46000粒となります。

ねぎは各生育ステージの途中で次第になくなっていきます・・・もちろん育苗中にも。

しかし、JAの名誉にかけて、委託定植の場合は、定植時100%の苗が植えられたとしましょうか・・

いや、98%くらいかな?

で、その後も着々とねぎがなくなっていきつつ、生育も進んで収穫時期を迎えます。

収量を上げたいために、2Lサイズになるまで待ってから収穫開始すると・・・

2000CSを全て2L出荷したとすると、1cs=20本のねぎ、ということになりますから、

全部で40000本のねぎが残っている、ということになります。

播種したのは46000粒なので、製品率は86%(しかも全て2L)です。

100本のうち14本が消えてなくなっているか出荷不可のねぎ、ということになります。


傍から見た感じでは・・・・

上手な農家さんの畑は定植以降、ねぎが全然無くなっていないように見えるので、

定植時が100%だとすると、その後無くなったねぎが14%以下、ということももしかしたらありえるかもしれません。

が、これは人の畑のことなので、憶測です。


自分に置き換えてみると・・・

わたしのねぎの製品率、過去最高は65%です(汗)

育苗技術がまだまだでして、定植の時点で既に数%減(焦)

なので、来年の苗はチェーンポットで5cmピッチ・3粒蒔きにしようと思っています。

これまでは10cmピッチ・4粒蒔きが主流でした。理由は、育苗が約半分の手間と資材代で済むからです。

そして、定植密度が低いほうが、ねぎをはやく太らせることができるため、

早獲り&2L率UPを狙って、の作戦でした。

しかし、ねぎがだんだんとなくなっていくことを想定すると、最初の播種粒数は多いほうが有利かな、

と思い始めました。


次に、わたしのねぎの階級発生率・・・

この製品率65%のとき(1・2月獲り)は2L≒83%、L≒9% A(2級品)≒7%でした。

ちなみに、過去に2L率が一番高かったのは3月獲りの91%ですが、製品率は45%(笑)。

2Lといっても限りなく3Lに近いギリギリのおねぎです(汗)。

これらはもちろん10cmピッチ4粒蒔きでしたが、5cmピッチ3粒まきも試したことがあります。

しかし、初夏ネギなので、ちょっと比較対象にならないかもしれませんが、

2L率はたったの6%。

初夏ネギなので暑さが心配で前倒しで獲っているため、というのもあるし、

太りを待って置いておいたとしても、暑くなるとねぎが細ってくるので、こんなもんかなー。

(現在育苗中の初夏ねぎは10cmピッチ・4粒なので、来年6月に比較してみたいと思います)

でも冬獲りだったらこのまま置いておけば通常どんどん太っていき、2L率は上がります。

そして実は、過去には4.5粒まきとか、5粒まきとか、恐ろしい実験をしたこともありましたが、

一応出荷できるねぎにはなったはずですが、細かく刻みすぎて、

何をどこに植えていてどのくらい収穫できたか結局うやむやになりました、とさ。




<まとめ>

あれこれ書いて、ゴチャゴチャしてきましたが、

反収6tだけを追求した場合のまとめ。


①作型・・・1・2月獲り(ねぎの太りがよく、夏越し時にねぎが小さいので夏の病気になりにくい)

②播種・・・4月中旬 CPチェーンポット(5cmピッチ)・3粒蒔き
     (1月獲りなら5月中旬播種でもよいが、太らせて収穫することを考えて、生育期間を一カ月長めにとるため)

③品種・・・在圃性に優れ、徒長しにくいもの(生育期間を長めにとることと、密集すると徒長して棒ネギ多発が心配ダカラ)


反収6tにするには・・・

10a(1000m)あたりの播種粒数 = 60000粒

製品率67%までがんばったときのねぎの残本数 ≒ 40000本

これを全て2Lで出荷すると(ここはかなり無理目ですが、汗) = 2000cs(cs/3kg)


うぉーっ!!

こんだけ獲れればねぎ御殿が建つかもーーー♪♪♪


と、超プラス思考にするとこういうおめでたい机上の空論ができあがりますが、

製品率・階級比率を各1%ずついじっただけで、おネギ数百本の差が出ますし、

計算上はいかようにも操作できます。

逆に、反収6tなんてありえないよ、という数字を出すのも簡単です。


しかし、とりあえず、こうするとこういう結果が得られるのでは?

という仮説を立てて、何度もやり方を変えて実験を繰り返し行い、少しずつ成果を上げることができれば、

夢のような数字にも徐々に近づけるかもしれません。

逆に、最初から、こんなの無理でしょ、という仮説を立ててしまうと、実験をすることすらないので、

それ以上の成長はないと思います。


というわけで、①~③はすぐできるので、

28年度は超絶篤農家を目指す第一歩を踏み出したいと思います、

ねぎ御殿を建てるために(マジ)。


え、誰ですか?

今、

篤農家以前に普通の農家目指したら?

て聞こえたような気が・・(疑)。


※たぶんどこかしら計算間違ってるでしょうから、お気づきの方は優しくご指摘くださいm(_ _)m


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Comment

初めまして。にら農家です。ネギとは違うのですが栽培に時間がかかる点ではほぼ同じと思います。
 僕も遠い昔に新規就農して色々悩みましたのでブログを見ると懐かしく思います。特に反収は試験区の検証に時間がかかるので何が良かったのかあるいは何が悪かったのかを理解するのが難しいと思います。でも悩みながらやっていくうちに答えが出てくるのではないでしょうか。
 いいネギができるといいですね。
【ぐりんべるとさん】

はじめまして、コメントありがとうございます☆

>何が良かったのかあるいは何が悪かったのか

そうですね、毎年の気候によっても全然違いますので、難しいです。とりあえず悪いと思われることを排除していく方法でいこうかなと思っています。

よいねぎが作れるようになりたいです。
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