「時給について考えるその2」と「H27年資金計画」

こないだの時給について考える。の続きです。


今年の6月獲りにかかった経費・作業時間に昨年の6月獲り(今年と面積は同じ)の売上を参照して、

時給を算出すると・・・


約1300円でした(汗)。


これを高いと思うか、低いと考えるかは人それぞれですが、

・・・まあ、低いですね(汗)。

何故なら夏ネギは他の作型と比べて、防除・除草にかける時間が少ないですし、販売単価も悪くないですから、

他の作型はこれよりもっと低くなる、ということです。

また、生産に関わる直接経費と圃場で作業した時間しかカウントしていないけど、

これ以外に燃料費などもかかるし、事務仕事をしたりする時間も必要です。


というわけで、実際の時給がいくらなのか、というよりも、

生産コストの削減と作業効率UPで時給は高くなるはずなので、

生産性の目安とするために時給を算出してみるのもよいと思います。


このときの栽培履歴を振り返ると、

・チェーンポット育苗に今年はCP303を使用したが来年はLP303にする

 →mあたりの種苗コスト削減+出荷作業時間短縮(mあたり同じCS数でもS階級とL階級では作業効率が全然違うため)

・定植前の圃場整備をしっかりする

 →除草剤を使用しない 除草にかける時間を削減する

などの改善点が出てくるので、ジワジワと時給アップにつなげたいと思いマス。


また、あらかじめ自分の時給を設定しておいて、それを超えた分を利益とする考え方もあるみたいです。



次のお題。

(今日はいつもと違って内容濃いですよ!)

就農してからこのかた、入ってくるお金と出て行くお金・・・いろいろと複雑で、いったいどうなっているのか、

実はこれまで実態はよくわからなかったのです(汗)。

請求がきたり売上が入るのがリアルタイムではないし、給付金があったり、自分が持ち出した資金があったりして・・・

果たして利益は出ているのか? それともまるっきり赤字なのか??


一昨年くらいからやっと周年栽培に近づいた=昨年の収支からそれっぽいものになった

そして、最初に自分が持ち出したお金が一旦全て戻ったので、

今(就農5年目、汗)になってやっと一年~長期の生産+資金の計画が立てられるようになった、

というわけです。

営農資金計画に関しては数々の指南書があるはずですが、

それを見たところでどうせ理解できないし、自分がスッキリ分かればよいはずなので、

ここは家計簿と同じ感覚で独自の考え方でいこう、と開き直りました。

家計管理のやり方だって人それぞれだし、同じようなもんじゃないか、というナメた考えです。


わたしが今年とりあえず決めたのはこんな感じ↓です、興味のある方は見てみてください。



振り分けのパーセンテージなどは今後変えるかもしれませんが、

基本は「収入の範囲内でやりくりする」、ということです。

家計管理と同じで当たり前のことですが、それなら、いつの間にか赤字になっていた・・・

ということは絶対にありえない・・・ハズです(汗)。


ちなみに、H26年は売上(白ねぎ販売代金)から生産にかかわる直接経費を差し引くと、

残った販売利益は売り上げの約60%でした。

ちょうどJAの指標通りの数字なので、ここはそんなにブレない・・・ハズ。


万一大災害や世界恐慌が起こったとしても、

キャッシュフロー(農業者年金や共済)などで乗り切ります。

安心・安全、潰れない農家を目指します。


全て皮算用ですが♪




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Comment

運転資金の範囲内で行動していくと言うのは
とても大事なことだと思います。

「そんなのは当たり前じゃん」と他業種の人は思うでしょうが、
農業という世界は結構そうでないことが多いと思いませんか?

私も就農してだいぶ経ちますが、
この世界にやってきて一番驚いたことは
収支の計算という尺度よりもドンブリが幅を利かせ、
それで何とかかんとかやってこれた人が多くいたという点です。

逆に言うとそれでも何とかやってこれたのが、
今までの農業だったとも言えます。

しかし今はリスクが増えつつあります。

岡ネギ技研さん、小城さんのラストの文言、
大災害や金融恐慌はここ10年程度のスパンで見ても、
色々ありましたよね。

パッと思いつくだけでも東日本大震災しかり、
昨年の御嶽山の噴火や広島の水害、甲信越の雪害、
そして私も経験した数年前の九州北部豪雨災害等です。

実際に災害を経験して思ったことは
無理な資金計画で事にあたった場合、
そうならなかった時の被害は想像を絶するものになるという事です。

栽培計画の頓挫というだけでなく、
次年度の計画すら立たなくなるという恐れもあり、
実際にそうなった人を何人も知っているので、
他山の石と割り切れない部分があります。

すみません(^_^;)
なんかえらく暗い話になりました。

しかし岡ネギ技研さんのように
リスクヘッジ・リスクコントロールをしようと
日頃から考えている人は大丈夫だと思います。

それは自信を持って言えます。

どうぞ無理なくネギ栽培頑張ってくださいね。
応援しています!
  • 2015/05/24 20:56
  • ネギっち
  • URL
【ネギっちさん】

こんばんは、コメントありがとうございます☆

天災や政情など、直接大きく影響することが多いですよね。

わたしも就農するまではお天気なんてそんなに気にしたことなかったです。

毎日エアコンがガンガン効いた職場に通うのですから、あまり関係ないですよね。

一昨年の夏の猛暑は強烈でしたが、周りの人に言っても、

そうだったけ?というくらいのものです。

でも、わたしたち農家にとって、何よりも一番怖いのは「風評被害」かもしれない、と思う今日この頃です。




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